ベッド

睡眠で肌を美しく

眠ることできれいになる

睡眠こそ、美容の栄養!という言葉、聞いた事ありませんか?
どんな美容液よりも、美肌に効果が高いと言われています。

日々、仕事や家事に忙しい中で、さらに睡眠不足が続くと、肌の調子が悪いのを経験がある女性も多いと思います。
もちろん、睡眠不足は、健康上でもよくないのですが、美容とも直接関わってくる事なのです。

なんとなく化粧のノリが悪い、肌質が下がってきている…そんな不安になる要素があれば、睡眠を見直してみるのも一つです。
日々の睡眠への意識が変わるだけでだいぶ変わってきます。
美容はもちろん、健康のためにも、睡眠は改善してみてはいかがでしょう?

睡眠の質

7時間は寝ているにも関わらず、疲れが取れない、寝た気がしない、そんな時ありませんか。
そういう場合は「睡眠の質」が下がっている事で、睡眠をたっぷりとっているとは言えない状況になってきています。

睡眠にはリズムがあり、深い眠りをノンレム睡眠、浅い眠りをレム睡眠と言います。この二つが繰り返されて、日々睡眠になっています。
このノンレム睡眠が行われるのは寝てからすぐの3時間前後。
すぐに目が覚めてしまうような人は、睡眠の質が下がっている証拠です。

睡眠の質が下がる原因には様々な理由がありますが、ほとんどの場合ストレスか寝室の環境が影響します。
日中ストレスの多い生活をしているとなかなか寝付けなくなってしまいます。
適度な気分転換を行ったり、酷い場合は心療内科の診察を受けてみましょう。

寝室の環境は、比較的手軽に行える対策です。
寝る前に電気を消した時の部屋の明るさや、温度などを心地よいものに調整しましょう。

明るさについては、小さい電気が付いていないと眠れないという人から、スマホの充電ランプが付いているだけでまぶしくて寝られないという人もいます。寝る前に明るさを調整して、自分に合った環境を作りましょう。

冷え症の人は、冬場は手足が冷えてなかなか眠れないことがあります。
エアコンや電気毛布、湯たんぽなどを利用して調整してみてください。
高級羽毛ふとんも、旅館やホテルみたいでうっとりするほど温かいですよ。

寝る前はリラックスするよう心掛け、できればノンレム睡眠を3時間とれるような日常生活を送る事がいいです。

皮膚再生のゴールデンタイム

皮膚細胞は、睡眠中に細胞分裂を行って、再生しています。
その再生は成長ホルモンの分泌が重要になります。
そのためには寝てからすぐなんだそうです。
眠りに落ちてからすぐに成長ホルモンが細胞の分裂を促してくれる事で、皮膚の再生活動を盛んにしてくれます。

眠らないとターンオーバーと呼ばれる、肌のサイクルが遅くなり、肌質が悪くなってきてしまうので、
この肌サイクルが悪い事で、シミやシワ、肌トラブルが多くなります。

眠りについてすぐ成長ホルモンが早くなりますが、寝る時間によっても成長ホルモンの分泌が高くなります。

夜10時から2時です。
この時間は「お肌のゴールデンタイム」と呼ばれている程、貴重な時間です。
この時間に眠りにつくと、女性ホルモンが高い事が分かっています。
芸能人とかであれば、この時間には寝るようにして、朝早くから活動する方が、お肌にいいと心掛けている人もいます。

それだけ、睡眠の質や時間が女性ホルモンに影響するということです。
でも美容は一日にしてならず。
1日しっかりと寝たからよくなるという訳ではありません。

毎日の睡眠の質と時間が美容によい状態になるように心がけるのが、肌質がよくなるポイントです。
1週間ほど心掛けるだけで、肌再生が良くなっているのを感じていくのではないでしょうか。