手をつなぐカップル

ED(勃起不全)の診察や治療法

彼氏や旦那さんがEDになったら「どこに相談すればいいのか」や「薬で簡単に治るのか?」「どれくらい治療にお金がかかるのか?」悩んでいる人が少なくありません。EDは主に薬で治療を行いますが、中には薬が使えないケースもあります。ここではそのようなケースや、EDを治療する他の手段を紹介しています。

一般的なED治療

現在のED治療の主流は、内服薬となります。さまざまな薬があり、今や治りにくい疾患ではなくなりました。EDの診察・治療方法は、医療機関によって異なります。一般的には、簡単な問診票を記入後、ED治療上問題となる疾患(心臓や糖尿病)がないと診断されれば、内服の薬によるED治療が開始されます。内服のED治療薬は、バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類が発売されています。以前よりも当事者の選択肢がより広がり、自分に合ったED治療を受けることが可能となりました。

『ED治療薬、EDの仕組み』参考サイト≫ED治療方法とED治療薬の種類|EDとは【浜松町第一クリニック】

仮に、ED治療薬が服用できないと判断されたり、有効性が認められなければ、補助器具や陰茎への注射による治療も検討されます。

ED治療薬の服用で注意すべきこと

ED治療薬を服用するにあたっては、必ず服用できるかどうかを医者にチェックしてもらうようにしましょう。例えば、心臓の病気でニトログリセリン(硝酸剤)を使用していたり、血圧や排尿障害の薬を服用している場合は、ED治療薬を服用できません。医師への相談が恥ずかしいからと言って、自身の判断で服用することは非常に危険です。ED治療を専門としている医療機関も増えてきているので、服用を希望する場合は、必ず「服用希望」と医師に相談してください。なお、ED治療に保険は適用されません。全額自己負担となりますので、詳細な治療金額についても医師に問合わせましょう。ED治療薬はニトログリセリン(硝酸剤)のほかにも一緒に飲めない薬があるので、医療機関で必ず服用している薬をチェックしてもらいましょう。

内服のED治療薬が服用できないとき

心臓や血管などの病気によりED治療薬を服用できない場合には、陰圧式勃起補助具、陰茎海綿体注射、陰茎プロステーシスなどの方法がとられます。陰圧式勃起補助具は陰茎をシリンダーに入れ、減圧することにより勃起させた後、リングを陰茎根部に装着し勃起を維持する方法です。陰茎海綿体注射は、陰茎に直接薬を注射し、勃起させる方法です。注射は医療機関でしてもらう必要があります。陰茎プロステーシスでは、人口陰茎(プロステーシス)を埋め込みます。