知らなかったネイルの歴史

ネイルの歴史

私は趣味としてネイルを自分の為にしているのですが、今までネイルがどのような歴史を持っているのかを考えた事はありませんでした。

しかし、ネイリストとしての資格を取る為に本格的に勉強を始めた今では、
ただ可愛いというだけではなく、ネイルにはどのような歴史があるのかという部分から詳しく知りたいと思いました。

今まで、ネイルはアメリカで生まれて輸入をされた物だと思っていたのですが、
実は日本では平安時代からその歴史があり、草や花の樹液を爪にする事によってコーティングの代わりに使用をするという所から存在していたようです。

そして、最も古い時代としては古代エジプトで爪に着色をする事が始まっていたのですが、
この時代のネイルアートの特徴としては、今の物のように派手な装飾をしたり可愛い装飾を施すのではなくて、
塗る色によってそれぞれの人の位を表していたり、爪の表面をコーティングする事で健康的な爪に見せる事が目的だったと言われています。

また、爪の美しさの歴史は女性の髪の歴史とともに非常に重要な物で、色を塗る事で爪を装飾する事から、
ピンク色の透きとおった爪を手に入れる為に、オイルや蝋を塗りセーム革で磨くという事が一般になってきました。
そして、この時代にはマニキュアも販売されるようになり、マニキュア師という現代のネイリストに近い職業の人も出てくるようになったそうです。

そして、日本の国内ではフランスからネイルの技術が取り入れられる事で明治時代から徐々に技術が発展をし始め、
ネイルサロンという物が1970年代からで来始めたのですが、
この当時は道具を輸入に頼っていた為非常に高額で、ネイルをする事が出来たのはほんのわずかな富裕層だけだったという歴史があるらしいです。

ですので、今のように誰でも簡単にマニキュアを購入する事が出来る事や、
ネイルをする為に必要な道具を誰でも安い値段で購入する事が出来るというのは不可能だったみたいですね。

知識だけでなく技術も

これからネイリストとしての資格を取る場合には、技術の方も磨いていかなければならないのです。

それと並行してネイルの歴史を見る事で、女性の美の基準がどのように変化をしてきているのかを垣間見る事ができ、
非常に興味深く感じられます。
特に、過去のネイルのデザインを見ると今のデザインにも共通しているような物をいくつか見つける事が出来るため、
新しいデザインをする場合であっても、非常に参考になる事が多いということを資格の勉強の中から発見しました。