選択肢は多い方がいい?

時代の変化

私は今、OLとして会社に勤めているのですが、毎日仕事に通う中で未だに男性が女性よりも有利な位置に立っているのではないかなと感じる事があります。

確かに、昔の日本のように男性が女性よりも圧倒的に有利な位置に立ち、女性が就職をする事ができない仕事が減ってきているのも事実。

しかし、企業で働いていると男性が女性を軽視しているように感じる事があります。
仕事に関する記事を色々と読んでいたのですが、未だに女性は家庭内の仕事をメインにするべきだと考えている男性が多いようで、
結婚をした後には強制的に家事をまかされる女性も多くいるようなのです。

そして、海外でもこの考えが色濃く残っている場所が多いらしいのですが、日本もまだまだこの考えを引きずっているように思えて仕方がありません。

しかし、それと同時に女性が手に職を付ける事で色々なジャンルの職業に挑戦する機会が多くなってきたようで、
通信講座やスクールなどでも結婚や出産後の女性や会社員を対象とした講座をおこなっている場所が増えてきているようなのです。

私も、ネイルを習おうと決めた理由としては、今やっている仕事に喜びを見いだせず、自分が長年好きだった事を技術として身につければ、
転職をしたいと考えたときもより確実に転職の準備をする事が出来るのではないかと考えた為です。

なんとなく、このような職やライフスタイルへの疑問を感じる人は、女性の方が多いのではないかと思うようになりました。

これも偏った意見になるかもしれませんが、男性の場合では手に職をつけて趣味を仕事にするという事に対して反感を持っている人が多いもの。

安定した家庭

家庭を守らなければならないという事や、結婚をして家庭を持ちたいという本能から、
なかなか安定をした仕事から抜け出る事が出来ない人が多いのではないかなと思います。

また、日本だけではなくてアメリカでも一流の企業に就職する事が人生に大きなステータスになっている男性が多いです。

だから、その仕事がどんなに退屈な物であっても、定年までただひたすら仕事を続け、その企業で働いている間の自分の権力に酔ってしまう人も多いようなのです。

それに比べて女性は、権力というものへの欲よりも、自分がやりたい事をしたいという事への欲求が大きく、
純粋に自分のやりたい事を追求する人が多いので、男性よりも素直な人が多い気がします。

実際に私がネイル講座に通い始め、講座に関しての話や自分の趣味に関しての話をする場合でも、
男性の同僚の場合には何かをしたいという夢を話すばかりで、実際にその夢に向けて行動を起こしている人が圧倒的に少ないのではないかなと思いました。

日本では、なるべく社会を考えながら自分の仕事を探していくという傾向が強かったため、色々な講座や人生の選択肢が目の前に広がっている場合でも、
自分の意志に従う事が怖くて、社会の要求に対して答えていくような生活を選ぶ人が多いのではないのかなと感じているのです。

ですが、私は自分が本当に好きなネイルの講座を受けている中で、そこから何かを得たいという欲求よりも、
もう一つの道を切り開く事でいつでもその道を歩く事が出来るという感覚を得る事が出来るようになったので、
その道がしっかりと見えるようになり始めてからは、徐々に気持ちが軽くなっていくような感覚で過ごしています。